amazon が flash crash を起こしました.

アマゾンがフラッシュクラッシュを起こしました.
フラッシュクラッシュとは
フラッシュクラッシュとは短期間の間に値を崩し, 瞬間的に大きな下落を示した後, 直ぐに元の値に戻るような値動きを指します.
文字で説明するよりも見た方が早いですね. 本日, アマゾンが示した値動きは以下の通りです.

マーケットオープン時に 1000 ドル前後を推移していましたが, 現地時間 10:30 頃から値を崩し, 14:35 には, 981.12 ドルまで下がります. その後 14:50 頃, 更に瞬間的に値を崩し 957.00 ドルを示しました. 率にして 6.45% の下落です. しかしすぐに値を戻し, 現在は -3.16% 前後を推移しています.

この瞬間的な値崩れと値戻しをフラッシュクラッシュといいます.
最も有名なものは 2010 年 5 月 6 日, ダウ平均が数分間に 1000 ドルの下落を示したものです. これほど大きなものは稀ですが, 個別株ではたまに起こしています.
こちらのチャートは WSJ のこちらの記事から転載しています. 詳細はリンク先をご覧ください
この様な値動きは現物株メインの投資家にはほとんど影響がありませんが, 信用取引を扱う投資家の場合には一発退場となる危険性をはらみます.

例えば以下の様な可能性があります.
ある日, 目が覚めて PC を眺めてみると自分の信用取引口座内にあった買い建てが全て無くなっています. 最初は HP の不具合かと思ったものの何かがおかしい事に気が付きます. ふと昨日の値動きをみてみると, なんとフラッシュクラッシュが起こっているではないですか!!
その後よくよく調べてみると, フラッシュクラッシュの為に損切ラインを振り切れて強制決済されたと判明, しかもその後, 急速に値を戻し前日と同じ値段になっています. 見た目には全く変わっておらず前日と同じ値なのに自分の資産だけが消え失せている. こういった事が起こる危険があるのです.

信用取引はリスクとリターンを秤に掛けて適切に使いましょう.
Let's enjoy investment!
Sponsored link

関連記事です.
バフェット 氏が信用取引についてこんな言葉を残しています.
バフェット語録『最後にゼロをかければゼロになる』

投資により将来へ備えることが必須の時代が来ています.
日本国内世帯の資産残高と保有資産割合, 保有資産別世帯割合の状況について, 私たちはどのように未来へと備えるのか①

他にもいろんな記事を書いています. 詳細はタブ内を参照ください.

コメント

このブログの人気の投稿

日本国内世帯の資産残高と保有資産割合, 保有資産別世帯割合の状況について, 私たちはどのように未来へと備えるのか②

持ち家より賃貸の方が有利に決まっている